ファッションショーへの思い 続編

 

 

うちの母は・・・

タンスに入っている

まあまあいいお洋服は「もったいないから」と言って着ない💦

お誕生日にプレゼントした

まあまあいい扇子を「お出かけする時に使うから・・・」と言って使わず、私がもらってきた街頭で配布している広告付きのうちわを使う・・・。

 

 

「いやいや。

おでかけって、いつどこに行くん?

散歩と病院しか行かへんやん。」

 

「病院行くのにいい服着たくない・・・。」 

 

まあわからなくはない。

別に家に居る時、広告付きのうちわで十分。

これも全く同感。

私も使っている。

 

(ちなみにこれは私が使っていたうちわで、家に帰って見当たらないので探すと母の机に・・・。やっぱりここか・・・💦)

 

まあ母の人生だからそれでいい。

本人がそれでいいと言っているのだからそれでいい。

そうは思うけれど・・・。

 

おしゃれすることで

必ず人生は変わる。

1ミリでも。

 

なんとか気持ちが変わらないかと

あの手この手で試してみるけれど、

なかなか手ごわい💦

 

わたしの自己満足にすぎないこともわかっている。

母の人生だから好きにすればいい。

 

とはいえ時折感情が先走る・・・。

そのたびに

まだまだ未熟な自分と向き合う💦

 

 

無理やりではなく

きっかけを探す。

それを楽しめるようになれば私も少しは成長している。

こうやって学ばせてもらっていることに感謝する。

ありがとう💚

 

きっと世の中には

同じような思いをもってご家族との葛藤を抱えておられる方は沢山いるのではないかと・・・。

これまで出会ったご家族もそうでした・・・。

 

 

母はきっとこんな風に私が母の生活や思いを暴露していることを嫌がると思いますが💦

ごめんなさい。

もともとはおしゃれな人でしたが、父の死がきっかけですかね。

いや、もちろん裕福ではないですが、普通の暮らしだったのではないかと。

 

 

人生いろいろ。

みんなさまざまな背景があって

知らない、見えない人生を生きている。

 

目の前の人が

どんな人生を生きてきたのか。

今、自分の目の前の姿だけでは

決して計り知れない。

 

 

 

これまで沢山の高齢者の方々と関わる中で

たくさん心の声をお聴きしてきました。

 

腰が曲がっているから・・・

麻痺があるから・・・

車いすだから・・・。

 

だから別にいい・・・。

外に出たくない・・・。

迷惑かけたくない・・・という方も。

 

お気持ちは想像できます。

 

でもその奥にあるのは、

社会に受け入れられないのでは・・・。

車いすだから恥ずかしい・・・。

こんな自分になってしまった・・・

 

自尊心が失われ

人生への諦め

社会への諦め・・・。

 

そんな思いが少なからずあるのではないでしょうか。

 

ご本人の心の葛藤ももちろんありますが、

そう思わせている社会の目もあるのではないでしょうか。

 

時代背景や

この世代の方々の価値観や思い

見てきた社会・・・。

 

 

日本も、日本人も

そんなことはすべて受け入れ輝くことができる社会になってきています。

以前に比べたら・・・💦

 

 

あとは、

高齢者の方々に、

しょうがいをお持ちの方々に

ちょっとやってみようかな・・・と思っていただける機会と勇気を持っていただくこと。

 

 

「みんなと一緒だったら恥ずかしくない😊

「あれ、やってみたらすごく気持ちよかった😊」

「あれ、みんなが褒めてくれた😊」

 

昔は私もおしゃれして化粧して輝いていた・・・。

 そんな気持ちを思い出していただきたいのです。

しょうがいをもっていることは恥ずかしいことではないということを。

 

 

みんな一緒です。

はじめからみんな、姿かたちが違う。

 

たまたま両手両足があって

たまたま内臓や細胞が元気で

とりあえず脳にも損傷なくいきている人が多い。

 

ただそれだけではないかと。

それを「普通」と思っていること自体、錯覚かもしれないですね。

 

高齢化と共に様々な機能が低下するのも、自然の摂理。

誰もが通る道ですよね。

 

 

人生にハリや輝きを持たせること

日々の生活に生きがいを持つことで

「死を待つだけ」ではなく

「最後の瞬間まで自分の人生を生きていただきたい」

 

それが

専門用語でいう「生活リハビリ」「介護予防」になり、

「自宅で暮らし続けたい」という願いを

叶えることにも繋がります。

 

いい介護施設を探すより、

施設に入らなくてよい自分になることの方が

しあわあせな人生を送れるのではないかと考えています。

 

 

(もちろん介護サービスは必要で、その質を上げることも大切ですし、

配慮するべきことは多岐にわたりあると理解しながら書かせていただいています)

 

 

 

ということで、

ファッションショーがそのひとつのきっかけになれば!!と思っています😊

 

 

近い将来セラビィで実現する!!

密かに思い続けた思いを、

オープンにしてみました💕

 

 

続きはまた🎵

 

 (ははは!!まだまだ続きます😊)

 

 

長々と失礼いたしました。