禅と工藝

🌼みさこさんのお部屋🌼

浄化

内省

ここちよい時

 

 

5月29日(日)

4:44に目覚める。

 

清々しい朝。

楽しみにしていた

「禅と工藝」

 

 

 

1時間前に到着。

バスを降りて少し歩く。

 

曹源寺の参道は

松並木だった。

 

そこは別世界への入口。

 

場のエネルギーが

からだに染み込んでくる。

 

ゆっくりと

松並木を歩く。

 

軽やかになっていく感覚を

味わいながら

ゆっくりと。

 

 

誰もいない

静かな道を。

 

 

 

荘厳で幻想的な境内。

緑の中に点在する

本堂、書院、塔。

 

木々や草花など

自然のエネルギーと

調和している。

 

 

手を合わせ

呼吸を感じる。

 

 

 

 

花人

横川志歩さんの作品。

 

まさに生けておられる姿を

拝見することができた。

 

なんというしあわせ。

 

 

一人花を愛でる。

 

塗師

赤木明登氏が

掛け軸の書と

花器の説明を

してくださる。

 

なんという贅沢。

 

 

あとからスタッフの方が、

「赤木先生に直々に

ご説明をしていただけることは

めったにないことですよ」と

耳打ちしてくださった。

 

 

 

花器は赤木先生のものが

使われていたようで

古く何百年も前の歴史的背景がみえる。

 

昔のものと

今ここに咲いている花が

繋がり

重なり

融合している。

 

 

調和された佇まいに

息をのむ。

 

 

 

花との対話。

器との対話。

 

 

正対して

手をついて

お辞儀をして

静かに拝見すると

目の前にあるものが

違うものに感じられる。

 

意識を集中し

焦点を当てることの奥深さを

噛みしめる。

 

心に届くもの

心に届くことばが

違ってくる。

 

 

 

 

午後からは

対談「禅と工藝」

 

曹厳禅寺住職

原田正道さん

塗師

赤木明登さん

デザイナー

堀畑裕之さん

 

 

 

その重なる本質を

語ってくださる。

 

主観と客観の違い。

目に見えるもの(客観)と、

目に見えないもの(主観)。

 

 

信仰とは

人間の苦労をどう表現するのか。

不安、苦悩の表現方法であると・・・。

 

ものを洞察し

本質を見極めること。

それが一番大切なことだと

原田住職は

話されていました。

 

 

心のおり場所。

心のあり場所。

 

 

僭越ながら

セラビィがそんな場所になることを

願いつづける。

 

 

 

日々精進。

 

なんのために生きているのか。

なんのためにここに居るのか。

 

問い続けながら

向き合いながら。

 

もうそのこたえは知っている。

この人生をたのしむため。

 

それがわたしの

しあわせのかたちであり、

それができることに

わくわくする。

 

 

自由を与えられ

自由に生きることができる。

この地球に

今、生きていることに

感謝しかない。

 

 

大いなる宇宙と地球。

無限の愛と豊かさに包まれて生きている

わたしたち。

 

そのしあわせに

心から感謝して・・・。